【コーポレートガバナンス・デューデリジェンス(実践編)】 - 1(ガバナンスとリスクマネジメントの新体制)
取締役会の在り方、執行マネジメントと監督サイドの協力関係の在り方等、ガバナンス体制や攻めの経営の両輪として必要となる守りの経営の要であるリスクマネジメントについて取り扱った講座となっています。
テーマ
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1.なぜ、コーポレートガバナンスDDが必要なのか
- ・コーポレートガバナンス・デューデリジェンス(DD)により目指す方向
- ・なぜ、誰がDDを主導、実施するのか
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2.コーポレートガバナンスDDにおける主要な検討論点
- ・ガバナンスDDで検討するべき重要なテーマ(2021年改訂)
- ・ガバナンスDDの成果物イメージ
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3.取締役会を中心とした経営監督機能の発揮、執行役員との役割分担
- ・なぜモニタリングモデル(取締役会による監督の重視)が必要なのか
- ・ボードとマネジメントのOne team体制
- ・One team 体制の具体的な運営
- ・One teamにおける役割分担、スキル定義(マトリックス)
- ・取締役会、執行役員等の役割分担と期待される効果
- ・これからのサステナビリビリティ経営の在り方
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4.全社的なリスクマネジメントの高度化
- ・ERMの考え方とフレームワーク
- ・COSO ERMの改訂/コーポレートガバナンスコード
- ・多くの日本企業における現状と今後
- ・トップダウンアプローチによるリスクの識別と伝達
- ・重要リスクの分類とマネジメント体制
- ・リスク管理における役割分担の整理(3つのディフェンスライン)
- ・全社的リスクマネジメントプロセスの検討
- 標準学習時間
- 30分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Partner 張本 青波
有限責任監査法人トーマツ入社後、製造業を中心に、総合商社、不動産業など多岐にわたる業種の日本基準・IFRS監査およびアドバイザリー業務に関与。2011年から2013年までは、経営コンサルティング会社において、ファイナンシャル・アドバイザリー業務および事業戦略策定支援業務に従事。現在は、多国籍企業のIFRSおよび日本基準の監査業務に従事するほか、コーポレートガバナンス、リスクマネジメントの高度化、サステナビリティ経営と開示に関する研究と提言を行っている。主な関与業種:製造業、不動産、商社。主なアドバイザリー領域:コーポレートガバナンス・コードを活用した戦略、ガバナンス、リスクマネジメントの高度化、グループガバナンスの体制整備、事業戦略と財務戦略に関する統合、ESG経営と開示に関する支援。公認会計士。
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Managing Director 頼永 泰弘
一般事業会社向けに会計関連やガバナンス、リスク、コンプライアンス関連の内部統制・経営体制アドバイザリー業務に従事。ガバナンス支援に関してはグローバルガバナンス体制の整備、グループガバナンス体制の構築支援、海外子会社のガバナンス体制の構築支援、取締役会・経営会議の運営の高度化支援等のプロジェクト経験を有する。その他の内部統制・経営体制に関しては、問題発生時の不正調査や改善対応、不正防止体制の構築、会社法対応の内部統制の導入・高度化、J-SOX導入・コントロールの見直し、経理・会計業務のBPR、会計システムの導入支援などに関与。