自社を守るための不正調査の基礎知識 - デジタルフォレンジック
近年の不正調査において、電子データの証拠保全、改ざん・毀損に対応した科学的調査・分析手法、いわゆる「デジタルフォレンジック」は欠かすことが出来ないものとなっています。本講座では、不正調査の全体プロセスの中で、デジタルフォレンジックが果たす役割、目的を理解いただいた上で、効果的かつ安全・確実に実施・対応できるよう、手法および計画立案のポイントを解説します。
テーマ
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1. デジタルフォレンジック概要
- ・デジタルフォレンジックの定義
- ・デジタルフォレンジックでできること
- ・不正調査におけるデジタルフォレンジックの位置づけ
- ・デジタルフォレンジックの必要性
- ・デジタルフォレンジックの基本的な流れ
- ・保全からレビューまで外部専門家に依頼する意味および必要性
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2. 調査手続きの計画立案
- ・調査手続きの計画
- ・計画立案にあたって
- ・調査手続きの計画(確認項目例)
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3. 保全関連事項
- ・保全とは
- ・保全作業の組み立て
- ・保全におけるコピー(収集/取得)とは
- ・取得とその仕組みの説明:証拠性(同一性)の担保 ~改ざんされていないことの証明~
- ・主な取得方法イメージ
- ・過去事例
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4. データの絞り込み
- ・データ絞り込みの考え方
- ・検索・分析工程における主な絞り込み方法
- ・人・拠点・手口アプローチ
- ・レビューとは
- ・レビュー状況のグラフ表示例
- 標準学習時間
- 28分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Managing Director 岡田 大輔
2013年よりデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。情報漏えい、産業スパイ、不正会計、ハラスメント、不就労などの労務問題、背任行為等、様々な企業不祥事や紛争事案など、200件を超える実務経験がある。公認不正検査士・企業情報管理士。