【不確実な時代に必要な思考法】第3回 未来思考による戦略の考え方
第2回までで不確実な時代を見通す思考法を学びましたが、ではシナリオ・プランニングの手法を用いて未来を見通せば、企業は生き残っていけるのでしょうか。答えは「No」です。他社も同様の外部環境分析を行っている可能性もあり、ここで終わってしまうと他社との差別性のない「当たり前戦略」という落とし穴に落ちてしまいます。
本講座では、不確実な時代に必要な思考法の第1回・第2回を踏まえつつ、競合他社と差別化された事業を生み出すための未来思考のフレームワーク「FUSIONフレームワーク」について、構成する6つの要素を事例・演習を交えながら解説します。個別のツールやフレームワークではなく、未来洞察から顧客視点、実行のためのプラン策定まで、一貫性をもって考えるための思考法を身に着けたい方に最適な講座となっています。
テーマ
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1.本コンテンツの全体像
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2.第3回のスコープ
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3.「FUSIONフレームワーク」とは?
① 第1回・第2回の振り返り、FUSIONフレームワークの必要性
② FUSIONフレームワークの全体像
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4. 「FUSIONフレームワーク」の構成要素
① 「Future」:客観的に未来を洞察し、事業機会を描き出す
② 「User」:顧客を洞察し、顧客体験にまで踏み込む
③ 「Substitutes」:代替品を視野に入れ、ユニークさを創出する「真の提供価値」を考える
④ 「Industry Value Chain」:「真の提供価値」を届ける産業バリューチェーン全体を再設計する
⑤ 「Operating Profit」:儲ける仕組みを考察する
⑥ 「Next Cycle」:高速に回転させ進化し続ける
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5.まとめ
- 標準学習時間
- 47分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Senior Vice President 福村 宏治
大手コンサルティング会社にて、官公庁、地方自治体および関連団体における業務改善、人材育成、システム導入、プロジェクト管理などの分野を中心にコンサルティング。 2022年より、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社にてシナリオ・プランニング、マーケティング研修等のサービスに従事。