M&Aを成功させるための統合実務 - 5講座セット
PMI(Post Merger Integration)はM&A実行後のシナジー創出・最大化を実現させるための統合プロセスとして非常に重要なフェーズです。PMIを推進する実務者の方、マネージメントをされる方に、実行計画策定の方法論と実務上のポイントについて、事例を交えて解説します。※会計、人事、ITの分科会についての講義は、それぞれ単独で購入することも可能です。
テーマ
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1. PMIの重要性およびタスク概要 (23分)
- ・PMIがなぜ重要か?
- ・日本企業がM&Aによって企業価値を下げた例
- ・M&Aプロセスの全体像とPMIの位置づけ
- ・PMIのタスク概要
- ・候補企業の選定
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2. Day1対応 - PMIの初動 (22分)
- ・Pre-PMIとは
- ・Day1対応の典型的な論点
- ① PMIの体制構築
- ② 統合方針の策定
- ③ ガバナンスの設計
- ④ 経理財務領域対応
- ⑤ ITシステム対応
- ⑥ リテンション設計
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3. 統合実務分科会 - ①会計 (82分)
- ・経理・財務PMIタスクの考え方
- ・経理・財務PMIの主要タスクと検討アプローチ
- ・個別論点-連結決算対応-業績管理/原価管理
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4. 統合実務分科会 - ②人事 (20分)
- ・当講義の目的とポイント
- ・人事領域における統合実務
- ・リテンションプラン策定
- ・海外各国における個別の留意点
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5. 統合実務分科会 - ③IT (26分)
- ・IT領域におけるPMIの考え方
- ・デューデリジェンスにおける論点
- ・Pre-PMIの重要性および対応事項
- ・PMIの主要論点と作業例
- 標準学習時間
- 173分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Managing Director 吉田 航
デロイト トーマツ コンサルティング、外資系コンサルティング会社を経て、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。デロイト・ロンドン事務所およびシンガポール事務所に駐在経験があり、クロスボーダー案件を中心に、ビジネスデューデリジェンス、クロージングサポート(バイサイドおよびセルサイド)、PMIの事務局支援などM&Aの幅広い業務に従事。
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Senior Vice President 田中 義泰
外資系コンサルティング会社を経て、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。大小様々な規模のPMI案件、およびPMI後のBPRやM&Aを絡めた経営管理制度構築等を多数手掛けている。なかでも、経理・経営管理領域、IT領域、およびガバナンス設計を専門とする。
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Managing Director 吉田 英雄
大手電力会社にて、事業計画、海外事業戦略・M&A、組織改編等、経営全般に従事。また、HR分野において、長い経験を有し、経営補佐として、関係会社の事業再編、人事・労務全領域における各種制度改編(等級、評価、給与・賞与、退職金・年金、プロモーション、服務、意識調査等)、各種規程類見直しに従事したほか、個別紛争や労働組合対応も経験。クライシス/リスクマネジメントの分野において、巨額の損害賠償対応についての全体スキーム構築、プロジェクト組成、詳細設計、ロードマップ策定等、幅広く従事するとともに、数百人が関与するプロジェクトを管理。
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Partner 古賀 敬浩
2012年よりデロイトトーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社し、PMO、業務関連分科会、システム分科会など、プロジェクト立ち上げ~分科会支援とPMIに多く関与。その他、カーブアウト分析、ITデューデリジェンス、オペレーショナルデューデリジェンス等幅広く関与。
監修
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Partner 赤坂 直樹
米系コンサルティングファーム、大手監査法人系M&Aアドバイザリーファームを経て2013年よりデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に参画。
現在、国内外のM&Aに関するコンサルティング業務を中心に活動する部門を統括し、買収や売却に係るM&A戦略からDD、PMIまでの案件実績を多数保有。特に産業機械及び建設セクターリードとして、大手重工業や総合電機をはじめとした製造業クライアントに対して幅広いM&Aフェーズにおけるサービスの提供実績を持つ。