不正発覚時のマネジメント
本講座では、万が一、不正が発覚してしまった場合にリスクを最小化し、早期に信頼回復すためのマネジメントの要諦を解説します。リスクマネジメントとクライシスマネジメントの本質的な違いから説き起こし、体制構築、事案評価、対応策、ゴール設定など基本的な考え方を整理するとともに、初動対応時のアクションプランと推進の流れや過去事例に基づく陥りやすい失敗などの具体的な説明を加えることで不正発覚時のマネジメントにおける経営責任を立体的に浮かび上がらせます。
テーマ
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1. 不正発覚時のマネジメントの考え方
- ・リスクマネジメントとクライシスマネジメントの関係
- ・有事対応が停滞する要因
- ・リスクマネジメントとクライシスマネジメントの違い
- ・有事対応における経営責任の考え方
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2. 不正発覚時の体制構築
- ・不正対応時のマネジメントの対応事項とアクション
- ・不正発覚からから説明責任の遂行までのフロー(例)
- ・対策本部の組成(例)
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3. 事案の評価と対応策の見極め
- ・危機の評価と見通しの検討
- ・有事対応における失敗と対策(例)
- ・企業の特徴と経営危機
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4. 経営責任とゴール設定
- ・対応の内容と説明責任
- ・危機対応において論点となる対応の内容
- ・初動対応時における事実認定
- ・ステークホルダーの特定
- 標準学習時間
- 28分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Managing Director 清水 亮
出版社にてマーケティング、雑誌編集に従事。その後大手電機メーカーにて経営企画を担当も、在職中は震災、不正事案、大型リコール、経営不振、訴訟対応など数々の大型経営危機を経験。メーカー退職後は、特許ファンド(NPE)にて、訴訟を含むファンドマネジメントを推進。2016年よりデロイト トーマツに入社し、危機管理アドバイザリーとして、品質・会計不正、個人情報漏洩、ハラスメント事案、刑事事件などの企業向けクライシスマネジメント支援を行っている。