不正防止のための組織風土醸成
不正事案の中でも品質不正は長期間発覚しないケースが多く、どの業界にも潜在している可能性があります。また、発覚した際には会社に甚大な影響をおよぼすだけでなく、役員個人が法的に罰せられるケースもあります。本講座では、品質不正を題材に、不正の深刻さや影響の大きさと不正を引き起こす要素、防止するための組織風土醸成の重要性とポイント、経営層の役割について具体的に解説します。
テーマ
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1. 品質不正の現状
- ・近年の品質不正の傾向
- ・品質データ偽装発覚までの期間
- ・マネジメントクライシスに陥った企業の事例(抜粋)
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2.不正を防止するには
- ・検査の自動化(システム化)による対応
- ・不正のトライアングルとは
- ・品質不正と不正のトライアングル
- ・「動機」「正当化」への対応
- ・情報発信や研修・教育を通じた働きかけ
- ・行動・取組みを通じたメッセージの具現化
- ・メッセージの具現化~顧客コミュニケーションの充実
- ・メッセージの具現化~社内コミュニケーションの充実
- ・メッセージの具現化~品質保証部門の存在感向上
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3. 不正防止における経営層の役割
- ・内部統制の基本的枠組み~内部統制基準より
- ・不正への対応としての組織風土の重要性
- ・不正を起こさせないための経営層の取り組み
- ・経営層の義務と責任
- 標準学習時間
- 33分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Senior Vice President 小川 圭介
総合コンサルティングファームを経て、2012年にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社に入社。ビジネスデューデリジェンス、事業計画策定支援、持株会社化支援、新規事業開発プロセス検討支援、内部統制構築支援等の他、現在は企業が危機に直面した際の危機管理・危機からの脱出を支援するクライシスマネジメントサービスにおいて、品質不正が発生した企業に対する危機対応、再発防止策策定・実行、事業再生等のプロジェクトに従事。