贈収賄のマネジメント2 -FCPAガイドライン
FCPAガイドラインを読み解き、企業が反贈収賄の体制構築をする際のポイント整理を目的とした講座です。反贈収賄事案が生じた場合に規制当局が訴追等を考慮する要素、企業買収時の反贈収賄DDの重要性を学習するとともに、企業が反贈収賄の体制を構築する際のポイントを整理します。
テーマ
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1. FCPA調査を実施する際に規制当局が考慮する10要素
- ・FCPAガイドラインの概要
- ・10要素の概要
- ・10要素のカテゴリー別分類
- ・世界的な金融機関グループA社の事例
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2. 効果的なコンプライアンスプログラム
- ・FCPAガイドラインに示される効果的なコンプライアンスプログラムの構成要素
- 1) 経営上層部のコミットメント/汚職に反対する明確な方針
- 2) 行動規範およびコンプライアンス方針と手続き
- 3)体制、独立性およびリソース
- 4) リスク評価
- 5) 継続的研修
- 6) インセンティブおよび懲戒処分
- 7) 第三者に対するデューデリジェンスと支払
- 8) 内部通報および内部調査
- 9) 継続的な改善
- 10) M&A:買収前のデューデリジェンスと買収後の組織統合
- ・構成要素の再整理
- ・不正リスクの評価/企業文化・ビジネス環境/ポリシー・コントロール
- ・教育・研修/監視・モニタリング/懲罰方針
- ・発見・対処/継続的な評価と改善
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3. 企業買収時の反贈収賄DD重要性
- ・買収後の後任者責任/買収時デューデリジェンス(DD)の重要性
- ・買収時DDの事例
- ・買収時DD後の是正措置
- 標準学習時間
- 27分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Senior Vice President 石﨑 圭介
有限責任監査法人トーマツに入社し、法定監査業務、米国会計基準監査業務を経験した後、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社にて様々なM&Aや事業再生・再編プロジェクトに従事した。現在は企業が危機に直面した際の危機管理・危機からの脱出を支援するクライシスマネジメントサービスにおいて、企業の不正調査案件を中心に従事している。公認会計士・公認不正検査士。