企業組織再編 - 持株会社における法務上の論点
主に持株会社を設立する際の法務上の主要論点を学んでいただく講座です。株式移転と会社分割との比較、持株会社化の主要なスキーム概要、持株会社化の過程において法務の観点から留意すべき主要な論点を解説します。また、持株会社体制移行後のグループ運営において特に問題となりやすい法務上の留意点についてもピックアップする形で紹介します。
テーマ
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1. はじめに~持株会社の定義等
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2. 持株会社の主要移行スキーム
- ・①株式移転
- ・②会社分割
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3. 株式移転の主要論点
- ・全体像
- ・①上場関連手続き
- ・②配当原資の問題
- ・③管理機能の移転
- ・④子会社株式の移転
- ・⑤その他
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4. 会社分割の主要論点
- ・全体像
- ・①許認可の承継手続き
- ・②労働契約承継法に基づく手続き
- ・③資産の承継に係る登録免許税
- ・④契約の承継に係る手続き
- ・⑤その他
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5. 持株会社運営に係る法務上の留意点の概観
- ・①役員の責任
- ・②内部統制システム
- ・③多重代表訴訟等
- ・④役員の兼任
- ・⑤持株会社の管理機能に関する留意点
- 標準学習時間
- 32分
- 受講期間
- お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。
講師
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Counsel 星野 快
大手保険会社、大手法律事務所等を経て2017年にDT弁護士法人に入社。M&A取引、企業再編、ファイナンス取引その他一般企業法務を幅広く取り扱う。上場企業の持株会社化を含む国内外の組織再編案件に係る会社法・金融商品取引法等各種法令に関する助言経験が豊富。弁護士・ニューヨーク州弁護士。