SPAにおける交渉論点 - 価格調整条項

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SPAにおける交渉論点 - 価格調整条項

M&Aにおける売買価格は必ずしも株式売買契約書(SPA)締結時に確定することはなく、価格調整も追加的な売買価格交渉の機会になり得ます。実際、売買価格調整は交渉の第二ラウンドと捉えるケースもあります。本講座ではSPAを検討するにあたって、特に財務的な観点からの検討ポイントとなる価格調整条項を理解することを目的に、価格調整メカニズムに関して留意すべきポイントを実例も踏まえて解説します。

テーマ

  1. 1. SPA概要

    • ・デューデリジェンス(DD)における発見事項の契約書への反映
    • ・SPAの基本構成
    • ・想定リスクへの対応方法とSPAにおける条項
  2. 2. 価格調整メカニズム

    • ・買収価格の調整とその形態
    • ・価格調整の必要性
    • ・ネットデット+運転資本調整
    • ・デットフリー・キャッシュフリー・正常運転資本メカニズム
    • ・ネットデット
    • ・キャッシュ・デットの定義
    • ・運転資本調整の仕組み
    • ・運転資本の定義と基準運転資本の設定
    • ・運転資本調整とネットデット調整の関係
    • ・会計方針(Accounting Principles)
    • ・クロージング時点の価格調整方式における一般的な調整スケジュール
    • ・クロージング価格調整の具体例
  3. 3. 事例紹介

    標準学習時間
    47分
    受講期間
    お申込み日より12ヶ月間 ※クレジット払いは決済後すぐに、コンビニ払い及び請求書払いは着金確認後に視聴開始となります。

    講師

    • Partner 岩崎 恭行

      銀行勤務後に2003年から監査法人トーマツにて会計監査や企業再生業務に従事し、2009年より当社にて主として財務デューデリジェンス業務に従事。デロイトのニューヨーク事務所への出向期間中、主に日系案件に係る財務デューデリジェンスのほか、買収契約書に関する助言業務やクロージング・価格調整に関する助言業務を提供。現在はクロスボーダーの大型案件を中心に関与している。公認会計士。

    ※動画内の講師情報については、収録時のものとなります。